本栖湖キャンプ
キャンプを始めて行ってみたい場所の一つが湖畔のサイト。湖面を眺めながらの焚き火なんて素敵じゃないか。
早速調べると富士山周辺には湖が多い。そんな事は調べなくても分かりそうなものだ。中学生でも知っていそうな事を一応調べると、東京に近い方から山中湖、河口湖、西湖、精進湖(しょうじこ)、本栖湖。一番遠い方が空いてそうだ。富士五湖の中で最も西にある本栖湖に行く事にした。(2014年の話です)
本栖湖は富士箱根伊豆国立公園特別地域
本栖湖いこいの森キャンプ場に電話すると湖畔側のサイトは満員で裏の林間サイトなら空いているという。
他に探すのも面倒だったのとカヤックが一日乗っても2000円というのに惹かれてここに決定。
キャンプ日当日は西から台風が近づいて来ていた。最悪の場合はちょうど台風の進路に泊まる事になる。まあ最悪の場合は中止して帰ればよい。ここは運任せで行く事にした。
台風の影響で殆ど貸し切り状態。キャンプ中は台風の影響はなかったのでラッキー
行きは河口湖から本栖湖まですべて湖畔の道路を通ってみた。湖ごとに特色があって面白い。河口湖は綺麗に道路が整備されていて洒落たお店も多い。西湖はキャンプ場が多くカヤックも楽しめそうだ。精進湖はボートレース場があってボート釣りの人も多かった。
本栖湖は富士五湖でも一番人の手が入っていないようで店も圧倒的に少ない。舟も少なくて一番静かな湖上だった。本栖湖で昼食を取ろうと思ったが店がないので結局湖畔を一周し、139号線近くのお店に入った。
店の駐車場の片隅に黒い犬が寝ていた。その前しか空いていなかったので犬君の前に駐車。一見恐そうな犬だがとても大人しかった。ひとしきり犬を撫でてから店内へ。他に店が殆どないせいか満員だった。ここでは名物のほうとうを食べた。太くて平たいほうとうと具沢山の味噌が良く合う。すっかりお腹も膨れたので犬君に別れを告げキャンプ場へ向かった。
昼食を取ったのものあって午後2時頃キャンプ場に到着。見るとサイトにテントが殆どない。管理棟に受付しに行くと台風の影響で殆どキャンセルになったので今日はテント泊は2組くらいしかいないとの事。湖畔側の好きなところを使って良い事になった。これはラッキー。
さっそく一番湖畔に近い場所に設営。道路を挟んでいた点は残念だったがテントから湖畔も見えてまずまずのポイントに設営出来た。
設営も済んだのでカヤックをやることにした。本栖湖いこいの森キャンプ場では一日2000円でカヤックが出来る。ただ設営済んだのが16時くらい。カヤックは17時までなので45分くらいしかなかった。せっかくここまで来たのでカヤックで繰り出す事にした。
シラフのパドラー同船の上、帰りは漕いでもらいました
ライフジャケットを借りて湖上へ。慣れは多少必要なものの
オールパドルを漕ぎ出すとすぐに岸が遠ざかる。湖上では右手の山には近づかないように管理棟で注意された。風が強く流されるらしい。左岸から一定の距離を保つようにしながら300mくらい出発地点から離れた。
休憩がてら失礼して湖上の一杯。これもまた格別。
時間もないのですぐに引き返す。次は一日のんびりカヤックをするのも楽しそうだ。
台風が近くにいる割に穏やかなキャンプだった
夜に焚き火と食事を取っていると雨が降って来た。本館に泊まっていたお客も外でBBQを楽しんでいたが雨脚が強まったので撤収していた。やはり台風が来ているのか。風が強まる前に早めに就寝。
翌日天気は曇っていたものの東京に帰るまで荒れる事はなかった。昨日の雨は台風の影響ではなかったようだ。
台風のお陰で静かなキャンプを楽しめた。
人の手があまり入っていないので自然を満喫したい方に本栖湖はお勧めだ。
【キャンプ場情報】
本栖湖いこいの森キャンプ場
料金:Aタイプ 1区画 (管理棟下部)5m×8m 1泊 3,240円
Bタイプ 1区画 (管理棟下部)3m×5m 1泊 2,160円
Cタイプ 1区画 (管理棟上部)5m×8m 1泊 3,240円
大人(1回):540円
子供(1回):324円
駐車料:普通車 宿泊利用者は1台目まで無料 (2台目以降1泊 1,080円)
炊事場:2箇所
トイレ:2箇所(1つは本館を利用)
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