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2016年02月29日

コットンテント 初張り

2014年夏から始めたキャンプライフで購入したテントは2つ。
はじめのテントはSnowPeakのアメニティドームS。2人までなら快適に寝られる。
次にNorthEagleのワンポールテントBIG420。大きな室内で大人4人も余裕。石油ストーブも使える広さ。
どちらもまだ十分に使えるテントだ。でも薪ストーブをインストールするなら熱にも火の粉にも強いコットンテントが良い。
次はコットンテントと思っていたけど他にも揃えたいものがありテントは後回しだった。

年末に薪ストーブを手に入れテントへの組み込みも問題なかった。
コットンテントを選定し昨年末にサイトで注文。今年1月中旬にそれが届いた。

1月最後の週末にキャンプで試す予定だった。週末前に-40℃の寒波襲来との予報に怖じ気付く。コットンテントだって-40℃は無理でしょ。
予定を中止し土曜日は家で悶々としていた。日曜日は天気も良かったので予定を再び変更。
初張りにデイキャンプへ行くことにした。
Sibley 500 UltimatePro 2016
ベルテント Sibley 500 Ultimate Pro 2016モデル

新幕はSIBLEY500 Ultimate Pro、通称ベルテントと呼ばれるコットンテント。
床部分の直径が5m、一番高い部分が3mにもなる大型テントだ。2016年モデルからフルメッシュウォールが標準装備になった。コットンの厚みを活かし冬は温かいが夏は暑いと言われるが、このベルテントはテントのサイドウォールをまくり上げて屋根部分だけにできるのが特長だ。夏などはこれでタープのように使えて便利(なはず)。だけど夏は当然虫が入ってくる。
サイドウォールオープン時
サイドウォールフルオープン時 出典VILLAGE PLUS


今年のモデルからフルメッシュウォールのお陰でウォールをフルオープンにしてもメッシュで覆えるので風通しはオープンと同様で虫の侵入を防げる。もちろんメッシュをすべてまくり上げる事も可能だ。
メッシュが付いたおかげでリビングシェルのような使い方もできる。オールシーズン対応に進化したのが今年のモデル。

前情報でデカくて重いと聞いていたが、想像通り。
Sibley 500 UltimatePro 2016
はるばるベルギーからやってまいりました


イヤイヤ、箱がデカいだけだよ、中身は梱包とかしてあるかな少し小さいはず・・甘い思いは箱を開けた途端吹き飛んだ。サンドバックくらいはある。持ち上げてみるとやたらと重い。重量は約40kgだから大きな小学生くらいの体重と同じ筈だ。こんなに重いのか!?
ポールとペグを取り出してみたが軽くなった気がしない。車の荷室に縦に乗らなそうなので後部座席を潰して載せることにした。
Sibley 500 UltimatePro 2016
でかさより重さが問題かも



そうこうして1月最後の日曜日にデイキャンプに出かけたのだ。場所は昨年暮れに薪ストーブをテストした野田スポーツ公園。

公園までは1時間。昼前に渋滞もなく到着。5.6組がテントを張っていた。早速設営に取り掛かる。
ポールテントで使っていたグランドシートを敷いてその上にテントを広げた。
このモデルはグランドシート付きなので本来はグランドシートを敷く必要はない。初張りなんで少し気を遣ったというのもある。
実際テントの保護にもなる筈なのでグランドシートは敷いておいた方が良いだろう。
Sibley 500 UltimatePro 2016
基本工程はワンポールテントと同じ


広げてから入り口を確認。勘で開いたけどちゃんと公園側に入り口が向いていた。

最初にテントのフロアシートに空いている穴にペグを刺して固定していく。このペグは15本くらいある。フロアシートがたるまないように対角線上にペグを打ってフロアを張る。

次にセンターポールを組み立て、テントの内側から天井中央にあるポール位置に先端を当ててポールを立ち上げた。持ち上げる時テントの重さも加わるので結構な重さがある。非力な女性1人では立ち上げるのは苦労するかもしれない。ポールが立ち上がれば設置は半分終わったようなものだ。

入り口にA型のポールを組み込む。普通のワンポールテントと違って入り口が広いので出入りが楽に出来る。
Sibley 500 UltimatePro 2016
ポール2本設置いたところ。あとはガイロープを固定していく


後はテント外周に沿ってガイロープをペグダウンするだけ。フロアシート固定用のペグを合わせると30本程打ち込む必要がある。フィールドの地盤が固い場合は苦労しそうだ。ここは柔らかい土なので手である程度差し込んで足で踏むだけで済んだ。

ここまで袋から出して15分くらい。大きさの割に設営は楽だった。
Sibley 500 UltimatePro 2016
大きさの割には設営は簡単


テント内の第一印象は、「広い」。今までもワンポールテントを使っていたけど、直径で80cmしか違わないのに床近くの壁が垂直になっていることもあって数値以上の広さ。
天井が最高3mあるのでかなりゆったりとした室内空間。
家のリビングより広い。クィーンサイズのベッドを設置しても問題ないだろう。
Sibley 500 UltimatePro 2016
ポールが上下逆なのはご愛嬌


今回は薪ストーブの設置テストも兼ねていたのだけど、元々設置する予定だったテント後ろの半円窓はメッシュが開閉式になっていない事が発覚。
Sibley 500 UltimatePro 2016
サイドウォールがあるので室内を広く使える


煙突を通すには穴を開ける必要があったので今回は入り口から煙突を出してテストした。
Sibley 500 UltimatePro 2016
コットンなのでより暖かい気がする


煙突を水平に伸ばす必要があるため、垂直方向の煙突を長めにした。ここをしっかり計算しておかないと煙が室内に逆流して危険な事になりかねない。
長い煙突になると風で煙突が動かないようにしっかり固定しなければ危険だ。

自作の煙突固定具を取り付けてテスト。風が強かったものの煙突は無事だった。
Sibley 500 UltimatePro 2016
この煙突ポールの製作工程はこちら


中で薪ストーブを焚いて味噌煮込みうどんを作って食べた。天井が高いもののコットンのお陰か薪ストーブのお陰か汗ばむくらいの暖かさ。
テントとストーブがあれば寒い夜間でも暖かく過ごせそうだ。
Sibley 500 UltimatePro 2016
夜は室内の灯りで外から見てもいい感じになる


ご飯も済んで周りを散策。よく見たら隣も同じテント。
到着した時は反対側にも同じテントがあったので一瞬3つベルテントが並んでいたはず。恐るべき被り方。冬キャンプするには人気のテントなんだろう。

15時過ぎに撤収を開始。殆ど片付けが終わった所で問題が。テントのたたみ方が悪いらしく収納袋に入らない。しばらく格闘したが日も暮れて来たので諦めてそのまま車に積み込んだ。
家に帰ってから動画などで畳み方を確認し、30〜40分程格闘の後何とか袋に入れられた。これは大変だった。夏なら汗ダクになるに違いない。
もっと効率的に畳めるように練習が必要だ。
また重さも気をつけないと腰を痛めそうだった。設営場所と車が離れている場合はカートなどの移動手段も用意しないと辛そうだ。この大きさが積めるカートは多くない気がするけど。

ともあれメインテントとして十分な広さがあるのが今回実感できた。
メッシュウォールで夏でも活躍できそうだし、冬でも薪ストーブと使えば暖かく過ごせそう。
これからのキャンプが楽しみだ。
Sibley 500 UltimatePro 2016
今年大ブレイクしそうなベルテント。ここではすでにブレイク中(かぶりすぎ?)




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